
定例教育委員会傍聴記録(2005年7月21日)
記録:佐野(府立高教組)
日時:2005年7月21日(木)11:05〜11:50頃
場所:京都府教育長3F教育委員室
出席:藤田委員長、細川委員、岩田委員、大橋委員、冷泉委員、田原教育長
傍聴:本庄(府会議員)、田村(考える会)、水谷(城南同窓会)、坂井(桃山養護)、
深澤(京教組)、加藤(教科書ネット)、加藤(赤旗記者)、佐古田、佐野(府高) 計9名 +記者多数
□日程1(開会宣言)
□日程2(前会議録の承認)
6月9日14:05〜14:50
議事の大要
(1)報告事項
@請願・陳情の受理状況
・教科書採択についての請願…請願1、要請1
・府立学校再編計画(案)についての請願…3件
再編で生徒・地域の人たちにとって学校が充実すること、いろんな意見を取り入 れてた案に。関係者に十分説明し、よりよい教育を目指していくこと等の意見。
A府立学校再編整備計画(案)について
準備委員会が重要。生徒・保護者・地域の声を取り入れて再編を。養護学校は、特 別支援センターとして全国に誇れるものを。議会の意見もいただいて決める等の意 見。
(2)協議事項…臨時代理議決で非公開
□日程3(報告事項 請願・陳情の受理状況)
(1)臨時代理議決の報告について…6月府議会の内容
(2)請願・陳情の受理状況
ア 教科書採択についての請願、要請及び申し入れについて(宮野指導部長)
6月14日に10団体から提出、請願は平民退教から「新しい歴史教科書(歴史・公民)を採択しないこと」、要請は出版労連など5団体から「新しい歴史教科書を採択しないように求めます。他5項目」、申し入れは、日朝協会から「憲法・教育基本法の立場で編集された教科書を採択すること」と言う内容。採択にあたって公平・公正な採択をするように指導している。
○藤田委員長 すべて教科書で学習している。公平・公正に採択する趣旨でいい。
イ 城南高校統廃合に関する申し入れについて…「城南高校の統廃合に反対する同窓生有志の会」93名が2点で申し入れ
ウ 山城地域の府立高校統廃合計画を撤回し、地元・関係者への説明と意見の尊重を求める要請書について…「山城地域の高校統廃合問題を考える会」から11418筆の要請。
エ 京都府南部養護学校再編整備についての要望書について…「城陽・久御山に養護学校を考える会」から3項目
オ 「新しい養護学校の基本構想」を撤回し、宇治・八幡・城陽の三市に養護学校の一日も早い新設を求める要請署名について…「府立高教組桃山養護学校分会」から1385筆
○大橋委員 再編方針案を公表した後、どの程度関係者に説明をしたか?
○森永高校改革推進室長 1年間かけて関係者に懇談会。府議会でも教育委員会の示す公表案を関係者に説明が大事と意見。城南・西宇治・八幡・南八幡の各校で、5/24発表後、4校の教職員に説明。6月に2回城南で説明。翌日の5/25に生徒全校集会。城南ではその後3回生徒会に説明。4校の保護者には5/25校長から文書で周知。前教育委員会でできるだけていねいに説明をということで、府教委として4校に説明し、意見を聞いた。PTAには5/24、4校の役員に説明。必要に応じてPTA理事会、役員会に説明。5/24同窓会会長に説明。必要に応じて城南同窓会に出向いて6/19説明した。
中学校や受験生に関わっては、中学校校長会、教育長会で説明。HP意見募集、中学進路主任、中学連絡会で説明。公表後はすみやかに説明をしてきているところ。
○永野特別支援教育課長 5/25PTA会員に校長通じて説明。6月に意見募集案内を保護者にした。
○大橋委員 エの要望には説明がしてほしいと入っているが、今の説明を聞いて、十分説明がなされているのだと思う。
○冷泉委員 保護者とPTAとどう違うのか?
○森永高校改革推進室長 同じだが、保護者は全員に、PTAは一つの組織に対して、組織の役員に説明したということ。
○藤田委員長 どんな意見があったのか?
○森永高校改革推進室長 HP上で高校では10名から、再編しても歴史や伝統を受け継いでほしい、費用はかかっても実りあるものに、30人学級を、地元の高校に入りにくい、教職員の意識改革が必要、再編整備の具体的な計画を早く示してほしいとの意見が。
○永野特別支援教育課長 8名から、設置場所は通いやすいところに、宇治市の中心に建設するのは時代を先取りしている、城陽にも養護学校を、重度重複化に対応を、もっと早く建設を
○細川委員 意見募集にあるようにいい学校をつくってほしい。誰から見てもいい学校であるように、関係者の意見を伺いながらよりよい学校になるように、最後にはよかったと言えるように、今のような意見募集をすすめてほしい。養護学校の特別支援センターの役割はいいことだ。養護学校がより高度化、多様化しているので、センターとしていろんなところへ指導できるのはいいこと。早くすすめていってほしい。
○藤田委員長 南山城養護学校の過密問題を一日も早く解消というのはどういうことか?
○永野特別支援教育課長 南山城はS56年180人規模を想定してできた。現在215人、56年度以降生徒数増加対応するため増築すすめてきた。昨年度も増築。校長は、特別教室を活用しながら対応していると言う。校長の意見を聞きながらすすめていきたい。
○岩田委員 説明会の雰囲気はどうだかっか?ええ雰囲気で終わったのか?
○森永高校改革推進室長 いろんな意見があるが、PTA役員への説明の際に、いい学校をつくりあげてほしい、今後のことも10年後、20年後を見越して。広く府民、一般からいろんな意見があった。くくって言うのは難しい。
○岩田委員 いい学校つくったらそれでいい。がんばってやってほしい。
○藤田委員長 整備計画案でやってきた。何回も審議し、説明し煮詰めてきた。岩田さんが言ったようによい学校をつくるために意見を拝聴してすすめていきたい。南山城養護についても必要な手当がやってもらえるように校長の意見を聞いてやってもらいたい。養護学校の用地問題は大変困難。南八幡高がかなりの規模の土地。大変期待している人にはよい線がでていると我々も考えている。よい施設となるようによそにない京都らしい養護学校をつくってほしい。
(3)平成17年度小学校基礎学力診断テストの結果概要について
H17年4/17〜20 府内全小の4・6学年、国・算の2教科で実施。4年生の国語以外で設定正答率が上がり、7割を超える。基礎学力が定着と判断。国語の書くことは7割を割ったが、それ以外7割を超える。過去との比較のためにH8年の問題入れた。2学年合わせて28問中23問が過去より上まわった。H8年の教育課程が3割削減された
前に比べて上まわっている。
○藤田委員長 憂慮する段階ではないが、今後も力を入れていくべきだ。結果をみると今のところいい。
□日程4(議決事項)
第24号議案 山城地域における府立学校再編整備計画について
○田原教育長 条例17条第6号に基づき、基本的方針を決めるために定める。
○宮野指導部長 懇談会等で広く府民の意見を聞いて、関係者にていねいな説明を段階をふんですすめてきた。府議会では、一部の会派の反対があったが、概ね理解を得た。正式に決定しようというもの。
府立高校の再編整備については、第3次実施計画とする。
H21年度に城南高校と西宇治高校を再編整備し、専門学科と普通科を併置した単位制を西宇治高校の校地に設置。国際化への対応、時代を開く創造性、未来文化の創造の3つのコンセプト。城南にはH19年度に普通科専門学科を2クラス設置。
八幡ではH19年度に八幡高校に一部南八幡校地を活用して普通科総合選択制と専門学科を設置。H22年度からは総合養護学校併設。八幡高校にはH18年度普通科総合選択制を設置。
府立養護学校再編整備計画は、南部地域実施計画とする。新しく2校を新設。宇治市では、城南高校校地にH23年度開校。相談・研究機能を充実し、府の特別支援教育センター的役割を。宇治と城陽の子どもが通う。八幡市には、南八幡高校校地にH22年度開校。八幡・久御山・桃山学園の子どもが通う。高校の同一敷地内の小・中・高の総合養護学校。
○藤田委員長 この案はいろんな意見を集約して煮詰めてきた。高校では、力を入れて整備している意義あるもの。養護学校は、広いところを確保、全国に誇れるようなものに。府教委として快挙である。現場の意見を吸い上げてよりよいものを。説明も現場・地元へきめ細やかに誤解のないように。大変、誇らしく、うれしく思う。
議決−原案通り、異議なし で可決